を楽しむ【梅仕事】

干し(紫蘇漬け)の作り方

梅干(紫蘇漬け)
梅干し(紫蘇漬け)
材料・分量
  • 塩漬けにした梅 1kg
  • ちりめん赤じそ(茎つき) 400g
  • 天日塩 20g
必要な道具
  • ボウル
  • スノコ又はザル(土用干し用)
作り方
  • 01
    01

    赤シソの葉は、茎ごときれいに水洗いをして茎付きのまま2~3本ずつ束ねて逆さにつるし半日くらい陰干しをします。
    ※シソに水気が残っているとカビの原因になります。完全に水気を取り除いてください。
    シソが十分に乾いたら、葉だけをちぎってボウルに入れ、天日塩を少量をふり入れてなじませ、しんなりさせます。

  • 02
    02

    軽くもんで指の間から紫色の汁(アク)がにじみ出てきたら、1回目のアク汁を捨てます。

  • 03
    03

    さらに天日塩をふり入れて力を入れてもみ、汁をしっかりしぼり出します。

  • 04
    04

    03で出た汁は塩漬けした梅の容器に入れます。
    0304の手順を4~5回繰り返し、十分に汁をもみ出します。

  • 05
    05

    最後は赤じその葉を梅の実の上に広げます。(落としぶた、重し、ガーゼは取り除いてください)
    紙で覆いをして、土用の入りの日まで冷暗所で保存します。

  • 06
    06

    土用干しをします。土用のころ、1粒ずつ離してスノコやザルに広げて干します。
    1日1回裏返しをします。

3日3晩の土用干しの方法
  • 01

    晴れた日に3日間、梅の実を容器からとり出して、ザルやスノコに広げて3~4時間天日に干し、夜は梅酢に戻します(3日間連続でなくてもよいので、晴れた日に行います)。

  • 02

    次の3日間は、夜に梅の実を容器からとり出して夜露にあて、朝、梅酢に戻します。これで3日(陽干し)と3晩(夜干し)の土用干しになります。

  • 03

    3日と3晩、合計6日の土用干しをすることで、やわらかくてまろやかな、すっぱい梅干しに仕上がります。